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ペットの治療費が払えないとどうなる?

ペットはすべて自費治療なので、注意
目次

治療費が払えないときは

高額な治療費がすぐに払えない場合にはどうすればよいのでしょうか。

ここでは、3つの対処法をご紹介します。

ペットローン

ペットローンは、ペットの購入費や医療費などに使えるローンのことです。

銀行など金融機関が提供するものと、ペットショップと提携した信販会社が提供するものの2種類があります。

ペットローンのメリットは、フリーローンなどほかのローンよりも一般的に金利が低い点です。

ただし、ローンなので当然審査があり、申込者の就業形態や年収、勤続年数などによって通らない場合があるので要注意。

また、信販会社が提供するペットローンは用途が購入費に限られている、借り入れまでに時間がかかる場合もあるので、確認が必要です。

分割払い

分割払いが可能かどうか、動物病院に相談するのもひとつの手段です。

かかりつけの病院など、信頼関係がある場合は、現金での分割払いに対応してくれるかもしれません。

また、全額は厳しくても、頭金をいくらか支払うことで、分割払いにしてくれる可能性はあります。ただし、基本的に分割払いはNGです。

対応してくれる病院は少ないので、断られた場合はほかの方法を考えましょう。

クレジットカードを利用する

クレジットカードで支払いができる場合は、手術費用の支払いをカードの支払い日まで遅らせることができます。

また、クレジットカードの分割払いを利用すれば、高額な治療費も支払いやすくなります。

ただし、クレジットカードには利用限度額が設定されているため、ほかの利用との総額で考えなくてはなりません。

病院からときには
弁護士を通して督促がある

治療費を支払わないと、動物病院から督促を受けることになります。

具体的には、未払診療報酬を請求する内容証明郵便を送付する、電話・メールなどで連絡する、などです。

その時点で話し合いができれば、合意書を作成して支払いを確認して解決、という流れになります。

大きな病院では、顧問弁護士がいるので、弁護士に一任して督促していくことが多いです。そうなる前に支払いましょう。

ペットの医療費は医療費控除
の対象にはなりません

人間の場合は、家族全体で医療費の実質負担額が10万円を超えると、確定申告で支払った医療費の一部が所得に応じて還付されます。

しかし、ペットの医療費は医療費控除の対象にはなりません。

医療費控除は、「自己又は自己と生計を一にする配偶者やそのほかの親族(6親等内の血族と3親等内の姻族)」が対象です。

ペットは確かに「同じ家に住み生計を一にする存在」であり「大切な家族」ですが、血族や姻族ではないので、控除の対象にならないのです。

ペットの治療費を控除に含めようとすると、脱税とみなされる可能性があるので気をつけましょう。

獣医さんに聞きました!
ペットの治療費、
飼い主さんの反応は?

驚く方がとても多い
のが現実です

動物病院で夜間診療を担当しているSoheyです。

ペットの治療費に驚く飼い主様はとても多いです。これから手術が必要というような病気でも、費用がネックで治療を諦める飼い主様は本当に多いというのが現実。

忘れてはいけないのは、獣医療はすべて自由診療であり、診療費が高額になる可能性があるということ。飼う前にも考えてほしい点ですが、飼ってからは保険の加入などで、治療費に備えておくことを考えてください。

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ちなみにペットの治療費は
いくらかかる?

人間と違い、健康保険がないペットの治療費は全額自己負担です。

「いくらくらいかかるの?」「高額だと払えない…」と心配になる飼い主さんもいるでしょう。

ここでは、犬と猫の生涯治療費をご紹介します。

犬の生涯治療費

アニコム「家庭どうぶつ白書2019(※)」によると、犬1頭あたりの年間診療費は、1歳で平均22,530円、6歳で52,930円、12歳では149,757円。

中央値を見ても、1歳時の2,399円から6歳の11,550円、12歳の76,338円と、加齢と共に増加する傾向にあるようです。

治療費は、病気の種類や症状、犬種、各動物病院によって大きく異なります。

丈夫でほとんど医療費がかからない場合もありますが、心臓病や脳腫瘍の治療で100万円以上かかった例もあるため、備えておくことが必要です。

猫の生涯治療費

猫の1頭あたりの年間診療費は、1歳で平均13,744円、6歳で28,766円、12歳では78,268円。

中央値は、1歳~8歳までは0円ですが、12歳で13,700円となっており、猫も、年齢が高くなるにつれて治療費が高額化していく傾向にあります。

もちろん全く病気にならない猫もいますが、猫は「慢性腎臓病」にかかりやすく、発症すると高額な治療費が必要です。

万が一に備え、費用を用意しておいた方が良いでしょう。

かかるのは治療費だけでは
ないことを念頭に

ペットを飼うために必要なのは、治療費だけではありません。

ワクチンや予防接種代、健康診断の費用、去勢手術や避妊手術のほか、もちろん食費や生活用品・グッズ代などもかかります。

また、ペットと暮らすには温度・湿度管理が重要なため、冷暖房費への影響も少なくありません。

一生涯にかかる費用は猫で240万円、犬は480万円※を超えると言われています。

ペットとの暮らしは楽しいですが、かかる費用も大きいため、受け入れる前に支払い能力の有無についても考えなければなりません。

もっと詳しい治療費や犬種・猫種ごとの治療費を知りたい場合は以下のページでご紹介しています。

犬の治療費って生涯で
どのくらいかかる?

猫の治療費って生涯で
どのくらいかかる?

(※)治療費に関するデータの参照元:アニコム どうぶつ白書2019【PDF】 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201912_2.pdf

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Sohey先生
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獣医歴17年。現在は夜間診療の獣医として活躍する傍ら、Xで飼い主さんたちの悩みに回答してくれています。

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