ペット保険の保険料は、ペットの種類・品種・年齢、商品や支払い割合などによって大きく異なります。
品種ごとに3〜5段階でわかれるようなパターンが多く、1年ごとの更新なので、高齢になるほど保険料は上がりますが、「健康割増引制度」や「多頭割引制度」などの割引制度も用意されている保険もあります。
ペットには人間のような健康保険がないため、治療費は全額自己負担です。
アニコム「家庭どうぶつ白書2019」によると、犬1頭あたりの年間診療費は、1歳で平均22,530円、6歳で52,930円、12歳では149,757円。
猫の1頭あたりの年間診療費は、1歳で平均13,744円、6歳で28,766円、12歳では78,268円です。
中には「高額な治療費が払えない」という人もいますが、悪質な場合は詐欺で訴えられることもあるので、備えておくことが必要です。
ペットが他人や他のペットを噛んで怪我をさせたり、他人のものを破壊してしまったりした場合、お詫びだけでなく、損害賠償金の支払いが必要になる場合があります。
損害賠償金は、数千円ほどで済む場合もありますが、中には1,000万円など高額になることも。
実際、犬による咬傷事故(噛みつき事故)の件数は、近年大きく増加しています。
ペット保険などに加入しておけば、万が一の際も安心です。
ただし、保険料によって補償額が大きく異なるので、内容をよく確認して選びましょう。
ペット保険に加入すると、ペットのための保険証が発行されます。
中には人間の健康保険証と同じようなカードタイプの保険証を発行している会社もあり、お財布に入れていつでも持ち歩くことが可能。
しかも、かわいいペットの写真がプリントされているので、友人に見せながら、思う存分ペット自慢ができちゃいます。
ここでは、個性溢れる保険証の数々をご紹介します。
あなたはペットのどんな写真を使いますか?
ペット保険への加入を考えるにあたって、気になるのが請求方法や受け取り方法ではないでしょうか。
ペット保険の保険金の受け取り方は、大きく分けて「窓口精算」と「後日精算」の2種類があります。
窓口精算とは、動物病院でのお会計時に、加入したペット保険の補償がその場で適用される方法。
後日精算は、かかった治療費をいったん病院に全額支払い、後で必要書類を保険会社に送付して保険金を請求する方法です。
ペットの去勢手術・避妊手術は、原則としてペット保険の補償対象外です。
ペット保険は、ペットが病気や怪我をした場合に、治療費や通院・入院費用を補償する保険であり、去勢手術や避妊手術は病気ではないからです。
手術を行った場合は、基本的に全額自己負担となります。
ただし、自治体によっては、ペットの去勢手術・避妊手術費用を補助する助成金制度を設けているところがあるので、利用できるか問い合わせてみてください。
同じペットが複数のペット保険に加入することを「掛け持ち」といいます。
ペット保険を掛け持ちすることで、補償を充実させたり、自己負担を減らしたりすることが可能です。
しかし一方で、「月々の保険料が高くなる」「治療費の100%を超える補償はされない」「保険会社に告知をしないといけない」など気をつけなくてはならないポイントも…。
ここでは、ペット保険に2つ加入するメリットや注意点をご紹介します。
ペット保険には、新規加入時と更新時でそれぞれ年齢制限があります。
新規加入年齢は、一般的に下限が0歳、上限が8~12歳程度。
中には年齢制限が設けられていない商品や、8歳以上が加入できるシニア向けの商品などもあります。
更新可能年齢は、終身という商品が多いようですが、いつ怪我をするかわかりませんし、万が一持病を患ってしまうと保険に加入できない可能性もあるため、早めに検討すべきです。
窓口精算は、動物病院の窓口で手続きが完了する便利な制度です。
保険に加入していることを証明する「ペット保険証」を提示することで、その場で精算が完了します。
保険金請求のために書類を記入したり手続きをしたりする手間がかからない上、一時的な金銭負担がない点がメリットです。
ただし、窓口精算ができる保険を販売しているのはアイペット損保とアニコム損保の2社だけなので、注意が必要です。
ペット保険にはさまざまな種類があり、それぞれ補償内容や保険料が異なります。
このため、「我が子に合う保険をどう選べば良いかわからない」と悩んでいる人も多いでしょう。
ここでは、獣医さん・保険のプロそれぞれの目線から、ペット保険の選び方を解説します。
ペット保険では、通院補償、入院補償、手術補償が基本とされており、保険会社によっては損害賠償責任をカバーする商品もあります。補償内容と保険料は保険会社や商品によって異なりますので、加入をご検討の際には、必要な補償をじっくりと検討し、ご自身に合った保険を選ぶことが重要です。
ペット保険における告知義務とは、飼い主様が保険会社に対してペットの健康状態や基本情報を報告する必要があります。これにより、保険会社は加入条件を満たしているかを判断し、健康状態に基づいた公平な保険料を設定するため、正確な情報の提供が必要です。
ペット保険の解約理由としては、ペットが亡くなった、保険プランの変更希望、または単純に保険を辞めたいと考えた場合などがあります。ペットが亡くなった場合は保険の目的が失われますし、プランの変更や解約をご検討の際には、手続きの方法や再加入時の条件変更についても注意が必要です。
ペット保険は、ペットが病気やケガをした際に治療費の負担を軽減する保険です。
主なメリットには、高額な医療費への対応、治療の選択肢が広がること、早期発見と治療の促進があります。これにより、ペットの健康管理が向上し、治療費の削減や苦痛の最小化が期待できます。
一方でデメリットとしては、保険料のコストがあり、特に高齢のペットや病歴があるペットでは保険料が高くなりがちです。また、補償範囲には限りがあり、すべての医療行為がカバーされるわけではないため、補償対象外の治療が存在します。保険の利用時には手続きの煩雑さも考慮する必要があります。
ペット保険を選ぶ際は、補償内容や保険料、保険会社の評判を比較検討し、ペットとのライフスタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
合計するとペット保険のシェア6割を占める人気(※)があり、かつ少額短期保険を取り扱う会社ではなく損害保険会社なので、安心感もある3社をご紹介します。
(※)参照元:富士経済グループ 2023年 ペット関連市場マーケティング総覧 https://www.fuji-keizai.co.jp/report/detail.html?code=162211821&la=ja
アイペット損害保険は、第一生命ホールディングスのグループ会社として、ペット保険の黎明期から商品を提供してきた保険会社です。
商品は、フルカバータイプの「うちの子」と、「うちの子ライト」の2タイプがあります。
(※)参照元:アイペット損害保険株式会社 https://www.ipet-ins.com/info/33335/
加入後は終身で継続が可能です。
高齢であっても、健康診断などの証明書を提出せずに加入することができます。
また、待機期間の設定がなく、申込みから最短1ヶ月で補償が開始します。
アイペット損害保険は、窓口精算が行えます。
対応している動物病院で、保険証かマイページの契約内容画面を提示するだけで精算が完了。
書類を記入したり、後日明細書などを保険会社に送ったりする手間がかからないので非常に便利です。
全国で5,906件(2023年12月1日時点※)の動物病院が対応しています。
もし受診した動物病院が窓口精算に対応していなくても、後日精算で保険金を請求することが可能です。
(※)参照元:アイペット損害保険株式会社 https://www.ipetclub.jp/vh/
ペット保険専門の保険会社であるアニコム損害保険。
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保ぷち」、「どうぶつ健保しにあ」の3種類の保険を提供しています。
注目は、病気のリスクが高くなるシニア向けのプランがあること。
一般的なペット保険では年齢制限で加入できなかったペットも、条件さえクリアしていれば何歳でも契約することができます。
いち早く窓口精算を取り入れたのがアニコム損害保険です。
動物病院の窓口でペットの「どうぶつ健康保険証」を提示するだけで、保険金の請求を完了することができます。
しかも、対応病院は6,789病院(2023年3月末時点※)と、全国で拡大しています。
また、かかりつけの動物病院が窓口精算に対応していない場合も、LINEで請求できるので便利です(LINEでの請求は「どうぶつ健保ふぁみりぃ」のみ)。
(※)参照元:アニコム損害保険 https://www.anicom-sompo.co.jp/company/greeting/
アニコム損害保険では、加入者向けにさまざまな付帯サービスを提供しています。
例えば「どうぶつホットライン」は、獣医師などに病気や怪我、しつけやペットフードなどについて相談することが可能。
電話だけでなく、LINEで相談できるので、動画で細かい症状も伝えることができます。
また、「腸内フローラ測定」が毎年無料で受けられるサービスも。
ペットの腸内を検査することで、健康状態の確認をすることができます。
T&D保険グループのペット保険会社であるペット&ファミリー損害保険では、ペット保険「げんきナンバーわんスリム」を提供しています。
保険料がリーズナブルなので、手軽に入ることができます。
ペット保険は一年更新で、年齢と共に保険料が値上がりする商品が少なくありません。
このため、病気にかかりやすくなる高齢になって「保険料が払えない」と保険を解約してしまう飼い主さんも多いようです。
しかし、ペット&ファミリー損害保険は、10歳以上になっても保険料が変わりません。
加齢による保険料の値上げを気にすることなく、終身で継続することが可能です。
ニッチトップのマーケティングと海外人材事業を軸にするZenken(ゼンケン)株式会社が制作・運営を行っています。
この「わんにゃほ〜」は、ペット保険の加入に悩む飼い主さんのために、保険のプロと獣医という、違う立場の専門家の意見をまとめ、飼い主さんたちが納得して判断ができるようなメディアを目指して制作いたしました。
少しでもみなさんの力になれることを願っています。