
猫の治療費は、病気や症状、治療法によって大きく異なります。
また、猫種によってもかかりやすい病気が違います。
ここでは、猫種別に、かかりやすい疾患や診療費をご紹介します。
参照元:アニコム どうぶつ白書2019【PDF】 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201912_2.pdf
猫は10歳越えたあたりでホルモン疾患の懸念も急速に高まるので、そこから治療費が跳ね上がる可能性があります。
純血種ではない日本猫であっても、先天性疾患および高齢になると起こりやすい病気病態は純血種と同様に起こるので、10歳前後には保険に加入しておきたいものです。
猫は、特に泌尿器系と消化器系の疾患にかかりやすい傾向にあります。
泌尿器疾患とは、猫下部尿路疾患(FLUTD)や尿路結石症(尿石症)、細菌性膀胱炎、膀胱の腫瘍、尿道炎、尿道閉塞、急性腎障害(急性腎不全)、慢性腎臓病(腎不全)などのこと。
消化器疾患とは、大腸炎や過敏性腸症候群、小腸吸収不良、急性胃腸炎などです。
治療費別に見ると、糖尿病(中央値122,319円/平均値321,831円)や慢性腎臓病(腎不全含む)(中央値71,517円/平均値272,598円)、膵炎(中央値54,714円/平均値209,220円)、心筋症(中央値50,933円/平均値164,135円)などが多くかかるようです。
ただし、治療費は症状と治療法によって大きく異なります。
ここからは、猫の種類別の診療費と、かかりやすい疾患などについて見ていきます。

(※)参照元:アニコム 家庭どうぶつ白書2017【PDF】をもとに独自に作成 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712_2.pdf
0~12歳全体における年間平均診療費:60,544円

(※)参照元:アニコム 家庭どうぶつ白書2017【PDF】をもとに独自に作成 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712_2.pdf
0~12歳全体における年間平均診療費:43,372円

(※)参照元:アニコム 家庭どうぶつ白書2017【PDF】をもとに独自に作成 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712_2.pdf
0~12歳全体における年間平均診療費:50,842円

(※)参照元:アニコム 家庭どうぶつ白書2017【PDF】をもとに独自に作成 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712_2.pdf
0~12歳全体における年間平均診療費:37,658円
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